ガールズバーは扶養内でも働ける!家族にバレずに働く3つのポイント
めろ
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ガールズバーは扶養に入っていても働ける?
扶養から外れると家族にバレるって本当?
という方のための記事です。
結論から言うと、ガールズバーは扶養内で働けます。
年間所得48万円を超えると、扶養から外れたことが家族に通知される場合があります。
扶養から外れることをあらかじめ伝えておくこと、確定申告をすることで家族バレは防ぎやすくなります。
本文では、ガールズバーは扶養に入っていても働けるのか、親にバレないように働くにはどうすればいいのかについて解説していきます。
ガールズバーは扶養に入っていても働ける
ガールズバーは扶養に入っていても働けます。
扶養内で仕事をすることに、何も問題はありません。
扶養内であれば、支払う税金が少なく済んだり、ガールズバー勤務がバレる心配があまりなかったりといったメリットがあります。
いっぽうで、稼げる額には限界があるということも頭に入れていきましょう。
扶養から外れると家族にバレてしまうのか、どれくらいの収入なら扶養内で働けるのかについて、詳しく解説していきますね。
扶養から外れると家族にバレやすくなる
扶養から外れてガールズバーで働くと、家族にバレやすくなります。
理由は、扶養から外れたことが通知される可能性があるから。
お店は毎年、下記の書類を自治体や税務署に提出しなければなりません。
給与支払報告書
→自治体へ提出
支払調書
→税務署へ提出
これらの書類によって、扶養から抜けるほど稼いでいることがバレる可能性があるのです。
実際には無申告のガールズバーも多く、自分で確定申告をしなければバレないこともあるのですが、脱税行為になってしまうので要注意。
夜のお店でありがちな、お給料手渡しだから安全ということもないので、気をつけましょう。
「前年度よりも健康保険料が多いのはなぜだろう?」
と親が気づき、ガールズバー勤務を白状しなければいけなくなるケースもあるのです。
いずれにせよ、扶養から外れてガールズバー勤務をするのは家族にバレてしまうリスクが高いといえるでしょう。
扶養内で稼げる金額と外れた場合に支払う金額
つづいて、扶養内で稼げる金額と扶養から外れた場合に支払う金額について解説していきます。
扶養内で稼げる金額
ガールズバーの扶養内で稼げる1年間の金額は、所得48万円以内です。
ガールズバー勤務をしている女性の多くは、個人事業主という扱いになるので、収入ではなく所得が関係します。
所得とは、「収入」から「経費」を引いて残った額のことをいいます。
ガールズバー勤務=年間所得48万円以内が扶養内で稼げる金額、と覚えておくと簡単ですよ。
- 給与所得で働いている場合の注意点
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稀ですが、ガールズバーでも一般的なアルバイト(カフェやコンビニなど)と同じように「給与所得」でお給料を貰うお店もあります。
その場合は、103万以下であれば扶養でいられますよ。
所得か給与所得かは、働いているお店に確認してみましょう。
- 雑貨屋とガールズバーをかけもちしている場合の例
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- 雑貨屋60万(給与所得)-55万(給与所得控除)=5万(給与所得)
- ガールズバー40万(雑所得)-0(経費)=40万(雑所得)
- 5万(給与所得)+40万(雑所得)=45万円(合計所得)
雑貨屋とガールズバーの所得は合計で48万円以下なので、扶養から外れることはありません。
※経費はわかりやすいように0にしました。
※給与所得控除とは税金の負担を軽くしてくれる制度のことで、収入金額によって控除額は変わります。
扶養から外れたときに支払う金額
扶養から外れたときに支払う金額は、年間で数万円~数十万円になることがあります。
なぜなら、今まで控除されていた分を自分や家族が支払わなければいけなくなるからです。
まず、扶養には大きく分けて次の二種類があることを覚えておきましょう。
税法上の扶養
→所得税に関する扶養(所得48万以上からかかる)
社会保険上の扶養
→自分が納める社会保険料に関する扶養(年収130万円以上からかかる)
これらの扶養から外れると自分で下記のお金を支払うことになります。
- 扶養から外れた場合に支払うお金
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- 所得税
- 住民税
- 健康保険料
- 国民年金
年収にもよりますが、自分で支払うべき金額は年間で2、30万以上になることもあります。
自分だけでなく、家族が支払う税金が増えるケースもあるんですよ。
扶養に入っていると扶養している家族が税金の控除を受けられるのですが、外れるとこの制度を受けられなくなってしまうのです。
よって、親の税金は年間約5~17万円高くなる場合があります。
親と子の関係ではなく夫婦の場合は配偶者控除という段階的に税額が増えるシステムがあることも頭に入れておきましょう。
少しでも支払う税金を押さえながらガールズバーで働きたいですね。
ガールズバーで家族にバレずに働く3つの方法
ガールズバーで家族にバレずに働く3つの方法は次の通りです。
- 扶養から出ないようにする
- 扶養を抜ける可能性を家族に事前に話す
- 確定申告をする
ひとつずつ見ていきましょう。
①扶養から出ないようにする
ガールズバーで家族にバレずに働く方法ひとつめは、扶養から出ないようにすること。
税金の負担も少ないですし、扶養内で働くのは一番安全な方法と言えるでしょう。
とはいっても、ガールズバーは一般的なアルバイトよりも時給が高めなので、年間48万円に抑えるのは難しいと思う方もいますよね。
そんなときは、経費で所得を調整するのがおすすめ。
- ガールズバーで経費にできるもの
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- 交通費
- 衣装代
- 美容代
- 交際費
お客さんへのプレゼント代や、仕事中に着ているワンピースなど、意外と経費にできるものはあるんですよ。
経費にできるものをメモしておき、最終的な所得金額を48万以下に抑えられるといいですね。
あれもこれも経費にしてしまうと、税務署に疑われてしまうかもしれないので無理のない範囲で調整してみましょう。
- 税務署に経費について相談した体験談
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ガールズバーで働き始めたころ、確定申告について何もわからなかったので税務署の窓口に相談したことがあります。
化粧水や美容液なども、自分の見た目に気を使う職業だから経費にできると教えてもらって驚きました。
対応する税務署員によっても対応が違う可能性があるので、あくまでも参考までにしてくださいね。
②扶養を抜ける可能性を家族に事前に話す
扶養を抜ける可能性があることを、事前に家族に伝えるのもひとつの方法です。
所得48万円、または給与所得103万円以上稼ぐことをきちんと伝えておけば、仕事を怪しまれることは少なくなります。
年末になる前に、
「バイトでたくさん稼ぎたいから、扶養から外れたい」
と家族に伝えてみてください。
正直にガールズバーとは伝えずに、居酒屋やカフェなどとごまかしても大丈夫です。
なぜなら、「扶養を抜けるかもしれない」と伝えるだけで、家族に職業がバレる心配はないからです。
この際に、「税金の負担分は自分で払う」と言うと家族の許可もおりやすいでしょう。
年収150万円万以上なら税金がかかっても負担になりにくいので、扶養を抜けるのならたくさんシフトを入れて働くといいですね。
③確定申告をする
家族にバレずにガールズバーで働きたいのなら、確定申告をしましょう。
扶養を抜けて働く場合、必ず確定申告が必要になります。
確定申告を怠ると加算税や延滞税が課せられたり、家族にバレやすくなってしまったりといったリスクがあります。
「確定申告なんて面倒くさい…」
と思う方もいるかもしれませんが、やっておいて損はないですよ。 確定申告には次のようなメリットがあります。
青色申告なら65万円の控除を受けられる
多く取られすぎた所得税が還付されることがある
今はインターネットで簡単に手続きできるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
- 確定申告で身バレを防ぐテクニックの話
-
確定申告書には住民税に関する欄もあり、必要事項を記入しなければいけません。
親だけでなく、かけもちしている会社にガールズバー勤務がバレるのを防ぐため、「自分で納付」という欄にチェックしましょう。
ガールズバーで働いて初めての確定申告のときに、先輩から教えてもらって助かりました!
コンカフェ求人MOREには、扶養内で働きたい人も、扶養を出てがっつり働きたい人も安心なシフトを調整しやすいガールズバーもあります。
ぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
ガールズバーは扶養内で働くことが可能です。
年間所得48万円を超えると、扶養から外れたことが家族に通知される場合があり、そこから親にバレてしまうケースがあります。
扶養を外れると、年間で数万円~数十万円程度の税金を自分や家族が支払う義務が発生します。
扶養から出ない働き方であれば、親にバレる心配は少ないでしょう。
親にバレずに扶養を出てガールズバーで働くには、事前に扶養を抜けることを伝えたり、確定申告をしたりする必要が出てきます。
親にバレたくない人は自分の稼ぎ方を今一度考えてから、ガールズバー勤務をするとよいでしょう。