こんな方のための記事です。

結論から言うと、ガールズバーとコンカフェは、営業スタイルや料金システム、お給料などが違います。

ガールズバーはお酒を飲んでお客さんと会話をすることがメインですが、コンカフェは世界観を楽しんでもらうことに重きを置いています。

本文では、ガールズバーとコンカフェの違いや、ガールズバーとコンカフェどちらで働くのが向いているかなどについて解説していきます。

ガールズバーとコンカフェの違い6つ

ガールズバーとコンカフェの違いは次の6つです。

 

1. 営業スタイル
2. 料金システム
3. 勤務時間
4. 客層
5. キャストの年齢
6. お給料

 

それぞれ詳しくチェックしてきましょう。

①営業スタイル

ガールズバーとコンカフェの大きな違いは、営業スタイルです。

キャストがお客さんをもてなすのは同じですが、接客方法や推しの概念などが異なります。

ガールズバーとコンカフェの営業スタイルの違いを下記の表にまとめました。

業種	ガールズバー	コンカフェ
接客方法	キャストと会話やお酒を楽しむ	世界観を楽しんでもらう
推しの概念	なし	あり
連絡先交換	お店によってはあり	なし
お客さんへの営業	お店によってはあり	なし

ガールズバーには、お店のコンセプトにこだわりがなく、純粋に女の子との会話やお酒を楽しみたいお客さんが来店します。

働く女の子は、ガールズバーをナイトワークの入口としてとらえていることも多いんですよ。

コンカフェは世界観を重視しているのが特徴です。

会話もお店のコンセプトにあったものや、好きなアニメやゲームの話などが多め。

メニューもお店の世界観にあったものを提供しています。

 

コンカフェでの推しとは、会いに行けるアイドルのような存在のこと。

お店に通ったりチェキを撮ったりして、推しとコミュニケーションをはかります。

ガールズバーには推しという概念はありません。

②料金システム

ガールズバーとコンカフェには、料金システムの違いがあります。

夜に営業することが多いガールズバーでは、コンカフェよりも料金が高くなることが多いです。

下記の表をご覧ください。

業種	ガールズバー	コンカフェ
セット（チャージ）料金	2,500～3,000円	800～1,000円
ドリンク	800円～	600円～
キャストドリンク	700円～	600円～
フード	500円～	500円～

ガールズバー、コンカフェでは次のようなアミューズメントメニューを設けていることもあります。

 

コンカフェ

→チェキ（1枚800円〜）、オリカク（1杯1000円～）、ライブ（1曲1000円～）

ガールズバー

→カラオケやダーツ（1回100~200円）

 

全体的に、コンカフェはガールズバーに比べてお手頃価格なことがほとんど。

しかし夜に営業するコンカフェの場合、セット料金が2500円程度のお店もあるのでガールズバーと変わらないケースも存在します。

③勤務時間

勤務時間もガールズバーとコンカフェで異なります。

ガールズバーは夜が基本ですが、コンカフェはお店によっては昼間から営業しています。

 

ガールズバーの営業時間

→19時～朝5時

コンカフェの営業時間

→11時~23時、18時～6時

 

深夜営業しているコンカフェは、ガールズバーのように夕方からオープンすることがあります。

またガールズバー、コンカフェともに、平日は0時までの営業で、客足が見込める土日や祝前日は朝まで営業するというお店も存在しますよ。

④客層

ガールズバーとコンカフェでは、客層も異なります。

なぜなら、お客さんがお店に求めていることが違うからです。

ガールズバーの客層

• 30代前後の若い男性
• お酒好きな人
• ワイワイ楽しみたい人

コンカフェの客層

• 幅広い年代
• 家族連れやカップル
• 観光客

立地やお店の雰囲気によって客層が異なることがあるので、参考までにしてくださいね。

ガールズバーは、若い男性がメインで来店します。

同じナイトワークであるキャバクラよりも料金が安いので、若い世代も手軽に入りやすいのが理由のひとつです。

コンカフェも男性客が多いのですが、年齢、性別問わず、さまざまな方が来店するのが特徴のひとつ。

とくに大手メイドカフェは、女性客や観光客、子連れが来店することも日常茶飯事です。

お店にもよりますが、お客さんとの距離感が近いのはガールズバーです。

連絡先交換があるお店もあり、営業として勤務時間以外も連絡を取り合うことがあります。

職場をガールズバーからコンカフェに変えた話

私は以前ガールズバーでバイトをしていましたが…

明け方まで働くのがつらくなったのと、もともとアニメ好きだったこともあり、コンカフェ勤務にシフトしましたよ。

⑤キャストの年齢

ガールズバーとコンカフェの違い5つめは、キャストの年齢です。

法律によって、働ける年齢が異なります。

ガールズバーもコンカフェも、18歳～20代半ばまでの女の子が多いのは共通しています。

しかしコンカフェでは、22時まで高校生が働いていることもあるのです。

理由は、風営法の対象外の場合16歳からバイトができるから。

ガールズバーでも風営法の対象外店舗はあるのですが、お客さんとお酒を一緒に飲むことが多かったり、カウンター越しで接客したり…

こういった仕事内容では、未成年はトラブルに巻き込まれてしまう恐れがあります。

未成年が安心して働きたいのであれば、かわいい衣装でメニューをお客さんにサーブするといったライトな仕事内容のコンカフェがオススメですよ。

⑥お給料

ガールズバーとコンカフェには、お給料の違いがあります。

なぜなら、サービス内容が違うからです。

ガールズバー、コンカフェともに、立地や仕事内容などによって時給が大きく異なることがあります。

 

ガールズバーの時給

→1500～2500円くらい

コンカフェの時給

→1000～3000円くらい

 

ガールズバーは、制服が露出度の高いものだったり、高級志向のお店であったりする場合時給が高くなります。

衣装がコスプレなだけで、他の仕事が配膳のみのコンカフェの場合、時給1000～1200円程度のことが多いです。

お客さんと一緒にお酒を飲んだり、露出が多めの衣装を着たりするコンカフェは、時給が高めに設定されています。

またガールズバーもコンカフェも、時給にプラスしてインセンティブが貰えるお店がほとんどです。

ガールズバーとコンカフェのバックについて

ガールズバーのバックは、ドリンク1杯100円～200円程度。

コンカフェのバックは、チェキ300円～500円、ドリンクは100円〜200円程度です。

インセンティブで稼ぎやすくなる話

ガールズバーで働いていたときはドリンクを1日10杯は貰えたので、時給にプラスしてバックで稼ぐことができました。

私が今働いているコンカフェではそこまでドリンクは入らないのですが、チェキの注文が入ることが多いので助かっています！

ガールズバーとコンカフェの共通点

ガールズバーとコンカフェの共通点は、お客さんと一定の距離があることです。

カウンター越しでの接客が基本なので、お客さんの隣に座る必要がありません。

その他の共通点として、下記のふたつが挙げられます。

 

個人ではなくお店全体で盛り上げる

ノルマがない

 

一対一での接客ではなく、キャスト全員でお店をまわしていくイメージです。

指名制度や同伴はもちろん、ノルマが課せられることもありませんよ。

最近では、ガールズバーよりのコンカフェや、コンカフェを名乗るガールズバーが誕生しています。

両者の区別がつきづらい、ガールズバーとコンカフェの中間といったお店も多いのです。

 

メイドカフェも多くの種類に分かれているんですよ。

詳しくは下記の記事をチェックしてみてくださいね。

 

コンカフェで働くのが向いている人

コンカフェで働くのが向いているのは、お店の世界観に入り込める人です。

コンカフェはしっかりとしたコンセプトに基づいて営業しています。

そのため、世界観を壊す接客は絶対にNGです。

コンカフェで働くのが向いている人の特徴を次にまとめました。

コンカフェが向いている人

• お店の世界観に入り込める
• 夜だけでなく昼も働きたい
• サブカル好き
• 男性だけでなく幅広い層と接したい

普段からアニメや漫画、アイドルなどサブカルが好きで、お店のコンセプトを守った接客ができる人はコンカフェ勤務が向いています。

非日常な雰囲気の中働けるといった魅力もありますよ。

夜にしか営業していないガールズバーとは違い、昼間も働ける環境であるのもコンカフェで働く大きなメリットといえるでしょう。

ガールズバーで働くのが向いている人

ガールズバーで働くのが向いているのは、お酒を飲むことに抵抗がなく深夜でも働ける人です。

お客さんとワイワイお酒を飲んで、お店を盛り上げるのがガールズバーの仕事内容のひとつ。

働く時間帯が遅いという特徴もあります。

ガールズバーで働くのが向いている人の特徴は次の通りです。

ガールズバーが向いている人

• 深夜や明け方まで働ける
• お酒が飲める
• 男性を接客できる
• 営業や連絡先交換に抵抗がない

お店によりますが、お客さんと連絡先を交換することもあるので、営業をすることに抵抗がないことも大切なポイントです。

 

お店によっては、完全ノンアルでも問題なく働けますよ。

コンカフェMOREでは、ノンアルでも働けるガールズバー求人が揃っています。

ガールズバーだけでなくコンカフェの求人もたくさんあるので、ぜひ覗いてみてくださいね。

まとめ

ガールズバーとコンカフェは、営業スタイルや 料金システム 、客層などが異なります。

ガールズバーはお酒を飲んでキャストと会話をすることがメイン。

コンカフェは、そのお店ならではの世界観を楽しんでもらうことに重きを置いています。

お店によってはチェキやライブなどがあり、非日常の中働くことができますよ。

ガールズバーとコンカフェ、どちらも違った魅力があります。

自分に合ったお店を見つけられるといいですね。